口臭と絶対的な関係があるのは、舌です。舌は、見ればその人の健康状態がわかると言われているくらい、健康状態を教えてくれるシグナルの役割をしてくれています。
健康な状態の舌であれば、きれいなピンク色をしていて、舌乳頭(舌のブツブツ)もキレイに突起しているはずです。また、このような状態であれば、舌が原因の口臭がする心配はほとんどないでしょう!
では、どのような状態の舌が口臭の原因となっているのでしょうか?
まず、一番目で見てわかるのは、舌の汚れです。この舌の汚れを、舌苔(ぜったい)といいます。舌苔(ぜったい)が付いた状態の舌は、コケ状の不純物が付いているので、舌が白くなっています。
この白い不純物は、歯につく歯垢と同じようなもので、細菌や、歯周ポケットから出る血液の成分、新陳代謝によって剥がれ落ちた皮膚の細胞などが付着したことによって汚れるのです。
ですから、歯磨きと同じように舌をキレイに手入れしていないと、口臭の原因となってしまいます。口臭が気になる!舌が白い!と言う方には、舌を、しっかり磨くことをオススメします。
今まで、舌まで、磨くなんて考えていなかった人もたくさんいると思います。舌と口臭の関係を知るまで、私もそうでした。しかし、舌は、素直です。皆さんの健康状態を隠さずに教えてくれています。
これを読んで、もしかしたら、舌のよごれが口臭の原因になっていたのでは?と思った人は試してみてください。舌をきれいにすることで、口臭が治まるかも知れませんよ。
このように、口臭と舌は、もっとも深い関係なのです。毎日、鏡で顔を見るように、舌の状態も毎日しっかりチェックすることで、自分の健康状態を知り、口臭の元となる舌苔(ぜったい)の掃除を欠かさないようにしていきましょう!きっと良い結果が得られることでしょう。
口臭が最もひどくなると言われているのが、就寝から起床にかけての睡眠時間中だそうです。
起きたばかりの口の中は、誰でも乾くものです!しかし、この渇きが口臭をきつくしています。
睡眠中は、口の中の細菌の臭いを止める働きがある唾液の分泌量が減ってしまうため、細菌の活動が活発になってしまい、口臭が出る原因を作り出しているのです。
また、睡眠時に口呼吸をしている方の場合、口を開けっ放しにして睡眠することによって、口の中が乾いてしまうので、がんばって、細菌の行動を監視し、抑制していた唾液の効果が弱まってしまうため、口臭の原因につながってしまうのです。
口呼吸を改善し、鼻で呼吸するように意識することは、口臭予防に効果的です。しかし、鼻の病気で、鼻に異常がある方の場合は、鼻呼吸をスムーズに行うことができないので、耳鼻科などで治療を受けて、鼻呼吸を行えるように治療することをオススメします。鼻呼吸に変えることによって、睡眠時の唾液の減少を抑えることができ、口臭も少しは弱まるでしょう。
この文章を読んで、睡眠中に口臭のレベルが上がってしまうのなら、睡眠時間を削ってしまえばいいのでは?と思う方も中にはいるかもしれません!
しかし、口臭の原因は睡眠時のみにあるわけではありません!睡眠不足の場合でも、唾液の分泌量は減少してしまうので、睡眠不足にも気をつけてください!
このように、睡眠と口臭は切っても切れない大きな関係があるのです。
睡眠によって、元気になってしまう細菌を少しでも減らすには、就寝前の歯磨きや水分補給、起床後のしっかりとした歯磨きで、予防していかなければなりません。こうした関係を知ることも、口臭対策になることでしょう。
風邪を引いて熱を出して、体調が悪いときは、免疫力が低下し、口の中の細菌が増えることによって、口臭がきつくなります!
また、熱があって、汗をかいたりした場合も、体内の水分が減ったり、唾液の分泌量が減少するので、体調不良に寄る口臭が、発生する原因となってしまうのです。夜更かしをして睡眠不足で、体調が悪くなった場合にも同じように口臭がします。
このように、体調の変化と口臭は、切り離せない位深い関係です。しかし、体調不良時の口臭は、自己管理ができてない場合に発生するものなので、生活習慣や風邪の予防などで、防ぐことができます。
また、体調不良に寄る口臭の場合は、体調さえちゃんと回復すれば、口臭は治まるので、口の中を清潔にすることで改善できるでしょう!体調の変化を感じたり、疲労を感じたときは、体調を悪化させないように、体調管理をしっかりしましょう。
風邪や睡眠不足などの体調不良に寄る口臭は、生理的口臭と似ているので、体調管理以外の目立った治療は、必要ないのですが、病気による体調不良や、病気による体調不良時の薬の服用による口臭の場合は、医者に相談し、適切な処置をしてもらわなければなりません。
「体調が治ったのに、口臭が気になる!」
「病気じゃないし、体調も良いのに、口臭がある!」
などの症状に悩んだ場合は、口臭が、体内の体調不良を教えてくれているシグナルかもしれないので病院に行くことをお勧めします。
このように、口臭は、体調の変化を、皆さんに教えてくれる役割を、果たしているときもあります。口臭で病院に掛かることは恥ずかしいことではありません。口臭が教えてくれるシグナルを見落とすことのないようにしましょう。
口臭撃退に一番欠かせない役割をしてくれているのが唾液です。
皆さんは、今まで、「唾液はよく働くな」なんて思ったことは無いと思います。 しかし、唾液のさまざまな働きによって、口臭を防いでもらっていることは事実です。
では、唾液はどのような働きをしてくれているのでしょう?
まず1つ目に、唾液は、噛み砕いた後の食べ物を酵素の働きによって、分解する手助けをし、消化の手助けもしてくれています。その後、唾液だけでは殺せなかった細菌を、唾液とともに胃に送り込んでくれることによって、生き残った細菌も胃の中が酸性なので、死滅させられる仕組みになっています。このように、唾液の中の酵素は、細菌の壁を壊して、口臭の要素となる細菌を殺してくれていたのです!
唾液が減少すると口臭がきつくなるのは、唾液が殺してくれるはずの細菌が、唾液の減少により生き残り、住み着いてしまっていたからなのです。
このように、私たちは、唾液の働きによって、口臭となる細菌を駆除してもらっているのです。唾液は、ものすごく、働き者だということが理解して頂けたと思います。唾液が一日に分泌される量は、大体、1,5リットルから2,0リットルだと言われています。それだけの唾液が、口の中で働いてくれても、口臭が発することもあります。
しかし、唾液の分泌量は、唾液の仕組みを知れば増やすことができます。しっかり噛んで食べることで、唾液を出したり、ガムを噛むことで、唾液の分泌を促したり、ほかにも、唾液の代わりにお茶で口を潤すなどすることで、口臭対策ができるのです。
働き者の唾液の手助けをすることが、私たちにできる、簡単な対策だと思います。もちろん、口の中の清潔が口臭対策ののカギを握っていることも忘れないでください。
口臭のみならず、体臭にしてみても、よく、「おやじ臭い」なんてことを耳にします。体臭に加齢臭が存在するように、口臭にも、加齢による口臭が存在するのです。では、なぜ、年齢とともに、口臭が強くなるのでしょう?
まず1つに、年を取ると新陳代謝が衰えて、唾液の分泌量が減少することが原因になっています。唾液は口の中のお掃除係として役割を果たしていますが、唾液の分泌量が年とともに少なくなっているお年寄は、この口のお掃除係がしっかりと働いてくれないことが原因で口臭が発生しやすくなってしまっているのです。
また、口臭の原因になると言われている歯周病(ししゅうびょう)にお年寄りがなりやすいことも年齢による口臭に深く関係があります。赤ちゃんや小さい子供の口の中は、甘くやさしい匂いしかしません。しかし、年齢とともにホルモンの分泌が盛んになってくると、匂いがするようになってくるのです。それに重ねて、口の掃除を怠ると、口臭を引き起こすことにつながります。若い頃にしっかりとした口のケアができていない方は、歯周病になりやすいのです。
最近では、歯周病患者の若年化が進んでいると言われています。20歳くらいから、歯周病の初期症状が出る人も大勢居るそうです。こうした年齢による、口臭原因につながらないように、若いうちから、口臭に対する意識を持ち、年齢が若いうちから、口のケアを怠ることの無いように努めていく事が大切だと思います。老化による唾液の分泌量の減少は、どうしようもありませんが、それに備えて、若いうちからの対策は必要です。
口臭と年齢の関係には、唾液の減少や歯周病以外に、入れ歯による口臭や、薬の服用による口臭など、まだまだたくさんの原因があるからです。
「虫歯になる=口の中の不潔!」
大人になって虫歯ができるということは、歯磨きを疎かにしていたり、歯磨きがいい加減で磨き残しがあるからです。口の中の細菌たちが、口の中に残してしまった食べ物のカスを餌にして増えるときに、歯を溶かしてしまうほど強烈な酸を発生させ、その酸で歯が溶けることによって虫歯は作られます。
口の中が不潔な状態であれば、もちろん口臭は発生するでしょう!虫歯があることによる口臭の原因は、虫歯自体の特有の嫌な臭いと、虫歯の歯や穴に詰まった食べ物のカスや、歯垢(しこう)の臭いです。
普段の手入れの改善をすることによって、口臭は少し防ぐことができますが、虫歯の穴に詰まった食べ物のカスはほかって置くと、余計に虫歯を悪化させ、口臭の原因を作ってしまうので、虫歯による口臭には、虫歯の治療が一番効果があるでしょう。
虫歯に開いている穴が、小さいうちは、歯磨きも少しは効果があるかもしれませんが、虫歯の穴が大きくなってしまうと、歯磨きで、食べ物のカスを除去することが、難しくなってしまいます。そのうえ、更に虫歯が進行すると、歯の神経にまで、影響を及ぼし、神経が死んでしまった時には、口臭となる悪臭が発生してしまうのです。
そうなる前に、適せてな治療が必要なのです。虫歯は、ほかって置けば置くほど、進行してしまいますし、治療は遅ければ遅いほど、お金もかかってしまいます。このように、虫歯があることによるリスクは、思っている以上にかなり大きいのです。早期発見、早期治療で、虫歯による口臭は改善できるはずです。
また、虫歯や歯肉の炎症が進んでしまうと、とてもひどい口臭を発生させてしまうことも忘れないでください。