口臭のみならず、体臭にしてみても、よく、「おやじ臭い」なんてことを耳にします。体臭に加齢臭が存在するように、口臭にも、加齢による口臭が存在するのです。では、なぜ、年齢とともに、口臭が強くなるのでしょう?
まず1つに、年を取ると新陳代謝が衰えて、唾液の分泌量が減少することが原因になっています。唾液は口の中のお掃除係として役割を果たしていますが、唾液の分泌量が年とともに少なくなっているお年寄は、この口のお掃除係がしっかりと働いてくれないことが原因で口臭が発生しやすくなってしまっているのです。
また、口臭の原因になると言われている歯周病(ししゅうびょう)にお年寄りがなりやすいことも年齢による口臭に深く関係があります。赤ちゃんや小さい子供の口の中は、甘くやさしい匂いしかしません。しかし、年齢とともにホルモンの分泌が盛んになってくると、匂いがするようになってくるのです。それに重ねて、口の掃除を怠ると、口臭を引き起こすことにつながります。若い頃にしっかりとした口のケアができていない方は、歯周病になりやすいのです。
最近では、歯周病患者の若年化が進んでいると言われています。20歳くらいから、歯周病の初期症状が出る人も大勢居るそうです。こうした年齢による、口臭原因につながらないように、若いうちから、口臭に対する意識を持ち、年齢が若いうちから、口のケアを怠ることの無いように努めていく事が大切だと思います。老化による唾液の分泌量の減少は、どうしようもありませんが、それに備えて、若いうちからの対策は必要です。
口臭と年齢の関係には、唾液の減少や歯周病以外に、入れ歯による口臭や、薬の服用による口臭など、まだまだたくさんの原因があるからです。